2016年12月30日

特別養護老人施設の入所まで ①

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1年前、特養に入所した義母の病院から老健、そして特養へ移った記録を残しておこうと思う。


現在95歳になる義母。

70代から何度も入院をしてはいるものの、大きな疾患はなかった。

93歳の12月初めごろ、自宅にて転倒し、恥骨付近を骨折した。




それまでは、長男である私の夫と一緒に暮らしていた。(私たち夫婦は別居というかたち)


なんとか食事や排せつは自力で行える生活であったが、入浴や通院は嫁である私の役目であった。

骨折の翌日、歩行できなくなり、救急車を呼んで病院へ入院させた。
年齢的に手術は危険な為、安静にする方向での入院となった。

今では頭はしゃっきりしているのだが、入院して1週間は錯乱したのでないかと思うような言動があり、家族は動揺を隠せなかった。

今いる状況が分からず、女学校時代を思い出したのか、病室を教室だと言ったり、看護師さんを女中さんだと思ったり・・・・季節も時間もわからず、一気に痴ほう症状が出たような状態だった。

およそ、1か月入院したが、歩行は困難で自力での排泄もきびしくなった状態だったので施設を探すように促された。 

まずは介護保険認定を役所に申し出、病院にて認定調査を実施してもらった。

ほぼ要介護認定を受けられる状態だった事もあり、すぐに施設探しが始まった。

施設には色々な物がある。

公的な物としては、介護老人保健施設(リハビリをし、自宅に帰れるようにする為の施設で、在所には期限がある)・特別養護老人施設(在所期限がなく、終の棲家として滞在することができる)。 また私立である老人ホーム等々。

現在、特養は200人待ちは当たり前の時代。  
自宅近くの施設はなんと300人待ち!という事で、まずは老健を探すことになった。

オープンしたばかりの施設に連絡を入れたところ、運よくその日の夕方には入所できる事がきまった。
毎日探しても見つからないとばかり思っていたので、ビックリした!

介護タクシーを予約し、病院から老健へ引っ越しをし、ホッとしたのが2015年1月26日の事だった。


※ 有料老人ホームのような場合は初期費用が発生する場合が多いが、公的な介護老人保健施設の為、月々の支払だけである。(最初に数百万を支払い、月々は40万円などという施設も多くある) 

ちなみに、要介護の段階、また所得に応じての負担額減額の制度によっても金額は大きく違う。

義母は要介護3で非課税、年金も年80万円以下の為、第2段階という区分になった。(遺族年金は無く、月に25,000円ほど年金のみの収入)

そういった状況ですべての支払は月々は85、000円ほどの金額になる。(高額介護サービス費を役所で申請して支給が月に14,900円ほど、あるので実際の総額は70,000円ほどだ。

こちらの金額の仕組みはかなり細かく分かれており、生活保護を受けている場合から、その者の属する世帯内に課税所得145万円以上の被保険者がおり、かつ、世帯内の第1号被保険者の収入の合計額が520万円(世帯内の第1号被保険者が本人のみの場合は383万円)以上からなる5段階がある。

入所する施設によっても金額はまちまちで、在来型の多床部屋から個室のユニット型まであり、その差はかなりの額である。

そして、住民票がある市区町村で受けられる高額介護サービス費を支給してもらえるかどうかによっても、実際にかかる金額は違ってくるので、損をしないように事前に知っておくべき事が多い。

つづく




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