本棚の整理の際、古いアルバムから出てきた古銭。
2枚とも五拾銭札。
しかしよく見ると上は「大日本帝国政府紙幣」で下は「日本帝国政府紙幣」となっている。
下の紙幣はGHQの占領政策の監修のもとで作られたようだ。
昭和23年には使用できなくなったようだが、なぜ私が持っていたのかまったく記憶がないw
こちらは昭和21年から昭和30まで使用された10円札。
10円札には色々な物が存在したようだが、このA券というものが最後の10円札のようだ。
※ちなみに私は500円札(岩倉具視)をよーーく覚えているぞ。
最後の1枚は謎のお札。
THE JAPANESE GOVERNMENT
TEN RUPEES
むむむ???
日本政府がルピー???
調べてみたところ、
大東亜戦争勃発後、大日本帝国は資源確保のため当時日本領であった台湾やパラオなどの南洋諸島では足りず、東南アジアやオセアニア近くまで戦線を拡大し、それにより一律に通貨および経済を扱うことが難しくなり、各地域の通貨単位およびふさわしい図柄をとりいれた軍票を発行した。この軍票は主にビルマ方面に使用された。
とある。 発行されたのは昭和17年。
ネットでみたところ、これらはすべて高価な値段が付くものではなく、1枚売れてもガム1枚くらいしか買えないだろうw
ひとまず、取っておこうw